故人のために…「おしゃれな位牌」の選び方

お位牌

「故人が喜ぶようなお位牌をつくってあげたい」そんな声をよく伺います。

最近では、住環境の変化に伴い、モダンなお仏壇や手元供養をリビングにしつらえる方も増えています。故人のお位牌が目の届く場所にあり、いつも見守ってくれているというのは残された家族にとっても心強いことではないでしょうか。

今回は、故人への贈り物として、またモダンなインテリアにもぴったり。そんな”おしゃれなお位牌”の選び方と、気を付けたいポイントを紹介します。

手で触れ、包み込みたい位牌

伝統的なお位牌は、金箔や細かな細工が施されているものも多いため、あまり触れないほうがよいとされています。

しかし、近くで手にとって故人と語りたい。そんな気持ちになることもあるかもしれません。気兼ねをせずに触れて慈しむことのできるお位牌だから、供養をもっと身近に感じることができるはずです。

シンプルで普遍的なデザインの「KATACHI」
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KATACHI かたち

滑らかできめ細こまかな木肌、あたたかみのある風合いと優しい手触りが魅力。手のひらの皺のようなひとつとして同じではない木目をなぞり、そっと包み込みたくなるお位牌です。

思わず見とれる、透明位牌

お位牌は祈りの要となる特別なもの。だから、他の仏具よりも美しさにこだわりたい。

そんな話を伺うことがあります。最近では多種多様なデザインのお位牌がありますが、そのなかでもひときわ存在感を放つのがクリスタルガラスでつくられたお位牌です。

「ブレイズ」光学ガラスはカメラのレンズとしても使われています
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ブレイズ

光の反射と屈折の美しさを最大限に引き出すようにデザインされた光学ガラスで作られたお位牌。多面カットが施されたフォルムは、雨上がりにきらきらと輝く雨露のような美しさです。極めて透明度が高い光学ガラスだから、存在感を示しながらも空間に自然と溶け込みます。

職人技がさえる、自慢の位牌

もともと伝統的なお位牌には、漆塗や彫刻、金箔押しなどの伝統技術が用いられています。そして、絶えることなく受け継がれてきた技術の数々は、現代のモダン位牌にも見ることができます。

祈りの対象でありながら”工芸品”としての価値もあるこれらのお位牌は、訪れた親戚や知人につい話したくなるような確かな仕上がり。お位牌をきっかけに、思い出話に花が咲くかもしれません。

漆黒と金蒔絵が美しい「水面4.0寸」
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水面 みなも

福井県の伝統工芸「越前塗」でつくられたお位牌。本漆ならではの湿度を感じるような艶やかな板面に、ゆるやかに流れる河のような、故人とともに歩いた道端のような、どこか懐かしさを感じる蒔絵が印象的です。

記憶のなかで何度でも。再会の位牌

亡くなった後に、故人の意外な一面を知ることがあります。寡黙だったお父さんが、職場では家族のことを頻繁に話す人だったり、明るく大らかだったお母さんが、学生時代はすごくシャイだったり。

同様に、自分や家族しか知らない故人の表情や仕草を思い出させてくれるようなお位牌を選ぶという方法もあります。

「HANA」は4色展開だからあの人に”ぴったり”が見つかるはず
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HANA はな

例えば、畑仕事が好きで野菜が育つのを心待ちにしていた方には、豊かな大地を彷彿とさせる「サンドブラウン」、お出かけの洋服はいつもブラックで格好よく決めていたあの方には「ストーンブラック」、スキーが得意で雪が降ると子供のように嬉しそうだった方には、新雪を集めてつくったような「ストーンホワイト」。

手を合わせるたび、あのときの故人に出会える。自分だけが知っている大切な思い出をかたちにできます。

おしゃれな位牌をつくるときの注意点

おしゃれなお位牌をつくるにあたって、よくいただく質問をまとめました。

Q1 周りでモダン位牌を用意した人がいない。何か言われないか心配。

現代的な家具調仏壇の普及に合わせ、今回ご紹介したようなモダンなお位牌をつくる方は年々増えていますのでご安心ください。

大切なのは供養の気持ちです。どうしても気になる場合は、親戚やお寺さまに相談してもよいでしょう。

Q2 他の位牌は伝統型だけど、次はモダン位牌にしたい。大丈夫?

一家のお位牌を全て同じように作るという決まりごとはありませんので、問題ないと言えます。ただし、気を付けたいポイントが2つあります。

1 位牌の総丈はなるべく揃える

2 お寺さまと付き合いがある場合は事前に相談する

モダン位牌に限ったことではありませんが、お位牌は宗教用具でありながら一律で決まっているルールは少なく、宗派の違いや地域差、お寺さまのお考えなどで方針が変わることがあります。

代々お世話になっているお寺さまがいる場合は、事前に相談することをおすすめします。

Q3 いつまでに用意すればよい?

仏教的にお位牌を用意する場合は、四十九日法要までに用意するのが最も理想的です。無宗派であれば、用意する時期に決まりごとはありません。

製作期間はデザインによって10日間~1カ月程度が必要です。

Q4 お手入れはどうしたらよい?

材質によって異なりますが、基本的には毛払いで優しく払う、指紋や汚れが気になるときは柔らかい布で拭う程度で十分です。

戒名などは文字色が取れてしまうことがあるので、触らないようにしましょう。

Q5 おしゃれな位牌でも魂入れは必要?

仏教的に先祖供養をしたい場合は、デザインに関わらず魂入れ(お性根入れ、開眼法要)を行います。

無宗派の場合や、お寺さまとお付き合いをされていない場合は、はじめてお迎えしたときに、丁寧に手を合わせるとよいでしょう。

位牌は家族と故人をつなぐコミュニケーションツール

お位牌は故人と家族のための特別なもの。

仕上がったお位牌を部屋に飾り、そっと手を合わせると、故人はあのとき自分にこう伝えたかったのかもしれないと、生前は気が付くことのなかった優しさに触れることがあるかもしれません。お気に入りのお位牌を通して、故人とまた出会ってください。

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