- お位牌を作るのに何が必要?
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お寺様から戒名(法名)をいただいている場合は、そちらを良く確認の上、その情報を当店へと送ってください。
また、そのほかには没年月日、俗名、年齢をいれるのが一般的となっております。すでにお家にお位牌がございます場合は、そちらのレイアウトを参考にしてください。
最近は、戒名を入れずに、俗名(生前のお名前)だけを入れる方もいらっしゃいます。 無宗派の方は戒名無しでも対応させていただきます。
- お位牌の大きさの基準
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どの大きさのお位牌にすればいいかと、よくご質問をお受けいたします。
大きさの目安と致しましては、すでにお持ちのお仏壇、もしくはこれからご購入される
お仏壇の大きさによって変わります。上置のお仏壇でしたら、3.5寸~4.5寸。
台付きのお仏壇でしたら、4.0寸~5.0寸くらいがよく出る大きさでございます。
最近は、特に小型のお仏壇も多くなっておりますので、特に小さいものでしたら、
3寸サイズ(当店、春日位牌の場合約15.5cm前後)のお位牌も選ばれます。※お位牌のサイズは総丈ではなく、戒名(法名)を彫る(書く)札板のサイズが基準となっております。
お位牌の種類によって、足(台座部分)の形が違いますので、総丈もそれぞれ異なります。 - お位牌の形や材質の基準
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昔は、黒塗りのお位牌、全面に金箔を押した総金のお位牌が主流でしたが、お仏壇の形が多様化してきた近年では、そのお仏壇のデザインに合わせたお位牌を選ばれる場合が多いです。
すでにお位牌をお持ちのお客様は、今お使いのお位牌の形を選ばれる場合が多いです。 また、この宗派だからこの形といった、ルールは特にはございません。 - 納期について
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お位牌のお届けは、当店とお客様間で、文字原稿レイアウトのご確認が出来次第、約7~10日で完成させます。
お急ぎの場合は前もってご連絡ください。出来るだけ、ご希望に添う様に手配させていただきます。在庫や営業日などのタイミングによって、遅れる場合はすぐにご連絡いたします。
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戒名
戒名(法名)は、基本的に白木のお位牌に書かれている文字をそのままお知らせください。
※【霊位】は白木にしか使わない場合が多いので、省くか【位】のみにするのが一般的です。 -
梵字
梵字をつけるのは、基本的に任意ですが、お寺様とご相談の上お知らせください。
また、先にお使いされているお位牌に梵字がある場合は、それに合わせる場合が多いです。 -
没年月日
ご命日を和暦(平成〇〇年〇月〇日)でお入れいたします。
※白木のお位牌には年月日の下に【没】や【寂】が付いている場合が多いですが、省くのが一般的です。 -
故人のお名前(俗名)
生前のお名前をお知らせください。
※お名前の上に俗名をつけるのが一般的ですが、外す場合でも問題ございません。 -
故人の年齢
お亡くなりになられた年齢をお教えください。白木に書かれたものを教えていただけると確実です。
※年齢の上に【享年】【行年】のどちらかをつけるのが一般的です。
どちらが白木に書かれているのかも、おおしえください。
また、【享年】【行年】をつけない方もいらっしゃいます。
文字レイアウト(例) 1名彫りの場合
1名彫りその1
梵字を入れるのは任意となります。
1名彫りその2
梵字を入れるのは任意となります。
文字レイアウト(例) 2名彫り(夫婦彫り)の場合
2名彫りその1
梵字を入れるのは任意となります。
2名彫りその2
梵字を入れるのは任意となります。
2名彫りの場合、上記以外にも、下記のような形もございます。
※その1、その2は交差型となっておりますが、平行型でも対応可能です。
交差型
表面の男性が右側の場合、裏面も右側に男性が来ます。
平行型
表面の男性が右側の場合、裏面は左側に男性が来ます。
文字レイアウト(例) 先祖代々の場合
○○家先祖代々之霊位と作られるのが一般的です。
一番上に家紋や梵字を入れる場合もございます。
表には金文字を使うことが多いです。
裏には白文字を入れることもありますが、
最近は裏も金文字にされる場合が多くなってきました。
※表を白文字にされるお家もございます。
※生前の戒名の場合、一部赤文字にします。